談話室
提供:MacPorts-JP
- MacPorts 1.9.2 がリリースされました。--たちゃな 2010年11月8日 (月) 01:01 (UTC)
Release 1.9.2 (2010-11-07 by jmr):
- port(1) のインスタンスを複数実行した際の TOCTOU エラーを回避するため、
さらにロックを追加しました。(#19935, jmr in r70174)
- -q オプションが 'port lint' の出力を抑制しないのを修正しました。
(#25880, jmr in r70163)
- チェックサムが一致せず、配布ファイルが HTML ドキュメントとして不正に
ダウンロードされた場合に表示する、有用なメッセージを追加しました。
(#25128, ryandesign/jmr in r70143)
- インストールに十分な権限があるかどうかを初期の段階でチェックするようにし、
もし権限がなければ何もビルドせずに失敗するようにしました。
(#25671, jmr in r70135)
- 他の port でリプレースされると宣言されている port をアップグレードする際に
-u オプションを使った場合、失敗することがあったのを回避しました。
(jmr in r69022)
- 日々の tarball を用いて sync をおこなう際に、プラットフォーム個別の
PortIndex を用いるようにしました。(jmr in r68786)
- root 権限無しで fetch ターゲットが実行され、取得された配布ファイルを続いて
port がインストールしようとした際に失敗していたのを修正しました。
(#25418, #25937; jmr in r69334, r70271)
- ports のアップグレードにおいて、新しいバージョンが古いバージョンと比べ、
epoch 値のみが異なる場合に起こる問題を修正しました。(jmr in r69436)
- flat レジストリフォーマット使用時の [un]setrequested を修正しました。
(jmr in r69387)
- インストール前に ports のコンフリクトをチェックするのを修正しました。
(#25386, jmr in r69105)
- サイトに関連づけられていないタグが指定された配布ファイルを、
今後はきちんと扱うようになりました。(#25332, jmr in r68965)
- 複数の ports に対して 'port deps' を実行した際の問題を修正し、
その出力フォーマットを 1.8 のものに戻しました。(#25324, jmr in r68950)
- 権限を落とすのが早すぎる問題を修正しました。(#25331, jmr in r68952)
- MacPorts 1.9.1 がリリースされました。バグフィクスが主体です。--たちゃな 2010年6月18日 (金) 07:54 (UTC)
Release 1.9.1 (2010-06-18)
- flat レジストリフォーマットを使用した場合に発生する、1.9 の新機能に
関する二つの問題を修正しました。(jmr in r68910, r68913)
- replaced_by オプションを使用する ports をアップグレードした際に、
きちんと deactivate されなくなっていたのを修正しました。
(#25270, jmr in r68872)
- port を deactivate した際に、空のディレクトリが残る可能性が
あったのを修正しました。(#25268, jmr in r68864)
- ports を activate する前におこなわれる、ports を使ってインストール
したファイル以外のファイルとのコンフリクトを検知する処理での欠陥を
修正しました。(#25255, jmr in r68849)
- 空白を含む配布ファイル名に関する問題を修正しました。(#25245, #25246;
jmr in r68816, r68817)
- direct モードにおける ports のアンインストールに関する問題、および、
direct モードで ports のインストール及びアンインストールをおこなった
際の pre/post activate および deactivate プロシージャ実行時の問題を
修正しました。(#11562, jmr in r68697)
- Tiger でクラッシュする問題を修正しました。(#25194, jmr in r68675,
r68680, r68691)
- MacPorts 1.9.0 のバイナリ配布機能 (archivefetch) の実験をおこなってみました。 --たちゃな 2010年6月10日 (木) 09:43 (UTC)
- 1.8.2 から 1.9.0 へのアップデートですが、単純に selfupdate しただけでは macports.conf が更新されずに残ります。portdbformat flat のままだと registry 2.0 の恩恵を受けられないので、selfupdate 後には以下のようにして手動で macports.conf を更新すると良いかも知れません。--たちゃな 2010年6月9日 (水) 03:51 (UTC)
$ cd /opt/local/etc/macports/ $ sudo cp macports.conf macports.conf.old $ sudo cp macports.conf.default macports.conf
- MacPorts 1.9.0 がリリースされました。ChangeLog の抄訳を以下に掲げます。 --たちゃな 2010年6月9日 (水) 03:20 (UTC)
Release 1.9.0 (2010-06-08 by jmr):
- Portfile 中での include 文の使用は、以後できなくなりました。
(raimue in r68206)
- 曖昧さが無い場合、コマンドラインオプションで短縮形が使えます。
(raimue in r66837)
- 新しい変数 'os.subplatform' を追加しました。os.platform が darwin の場合、
subplatform は 'macosx' か 'puredarwin' のどちらかになります。
- 'platform' は variant を生成しなくなりました。現在のプラットフォームが
指定したものに合致する場合、本体のコードを直接実行するようになります。
- 変更日時が未来である Portfile を使った場合、フェーズ毎に workdir が削除
されますが、単に削除するのではなく、早い段階でエラーを表示するようにします。
(#24717, raimue in r65246)
- クッキーの設定が必要なサーバからのファイル取得が可能になりました。
(#24584, raimue in r66785)
- patchfiles リストから全てが削除された場合のエラーを修正しました。
(#24178, raimue in r65243)
- 疑似 port セレクタ 'license:' を追加しました。(#24123, perry in r65033)
- 新しい fetch.type 'bzr' を追加しました。(#23436, perry in r65096)
- 'deps' と 'dependents' の再帰的バージョンである 'rdeps' と 'rdependents' の
アクションを各々追加しました。与えられた port が依存する port 、または、
与えられた port に依存する port を指定するための疑似 port セレクタ
'depof:', 'rdepof:', 'dependentof:' 及び 'rdependentof:' を追加しました。
(#22346, jmr in r65858/r66198)
- port(1) マニュアルページ中にある search アクションの記述を更新しました。
(#23749, jmr in r66670)
- ドライランにおいて、ロックと variant チェックに関する問題を防ぐために
ステートファイルとして /dev/null を使うようにしました。
(#21794, #21962; jmr in r66921)
- インストールされる依存関係のリストは、判明次第すぐに表示するようにしました。
(#21540, jmr in r66321)
- 対話モードにおいて sync した後、更新された PortIndex とクイックインデックスが
合致しないことで起きるエラーを防ぐため、クイックインデックスは再読み込み
されるようになります。
(#20874, jmr in r66319, refinement of patch from carrel.org:edward)
- port をインストールする際、依存関係にある ports のアーキテクチャを確認する
ようになりました。依存関係にある port が必要なアーキテクチャを提供しない場合、
可能かつ解決に結びつきそうであれば、+universal 付きでリビルドされます。
さもなくば、インストールを中止し、なぜ失敗したのかを説明するエラーメッセージが
表示されます。
(#20728, jmr in r65087)
- ビルド可能なアーキテクチャを指示するための新しいオプション supported_archs が
追加されました。configure.build_arch と configure.universal_archs のデフォルト
値は、このリストの内容に従い変化します。アーキテクチャ独立のファイルを
インストールするたけの port の場合には 'noarch' を指定してください。
(#20739, jmr in r64372/r64945)
- 一つ以上の他の variants を必要とする variant を宣言した場合、今後は必要とする
variants が正しく設定されるようになり、variant_isset でチェックできるように
なります。(#19224, jmr in r66642)
- 'port outdated' は、ツリーにある port と同じバージョンであるにも関わらず
port が古いと通知された場合、なぜ通知されたのかを表示するようになりました。
可能性のある理由としては、epoch により高い値が設定されていたり、インストール
済みの port が異なる OS バージョンでビルドされたものであったりという場合です。
(#19138, jmr in r64960)
- Distfile 名は、必要であればダウンロード URL 中ではパーセントエスケープされる
ようになりました。
(#18736, jmr in r66794)
- buildnicevalue は、configure と destroot コマンド、および独自名での
ビルドコマンドにて使われるようになりました。(#18304, raimue in r65076/r65808)
- ベース dmg リソース内から、ハードコードされた /opt/local プレフィックスを
取り除きました。
(#17633, jmr in r66776)
- アーカイブモードが有効であるが、${prefix}/var/macports/packages が存在しない
場合に発生していた問題を修正しました。(#17579, jmr in r66775)
- rsync ソースからの sync において、サーバからプラットフォーム特有バージョンの
PortIndex の取得を試みるようになりました。ローカルコピーが一日以上古いもので
ない場合には、この処理はスキップされます。全ての sync メソッドは、終了時に
PortIndex を更新するようになりました。
(#17157, jmr in r66846/r67207)
- portindex(1) は Portfile の更新日時が現在の PortIndex よりも古い場合、
Portfile のパーズをスキップするようになりました。代わりに既存のエントリを
再利用します。
(#16235, jmr in r66845)
- (何かの依存関係としてではなく) 明示的にインストールされた port であることを
示す 'requested' フラグをレジストリに追加しました。このフラグは、新しく追加された
'requested', 'unrequested' 及び 'leaves' 疑似 port 名や、アンインストール時の
--follow-dependencies オプションで利用されます。
setrequested 及び unsetrequested アクションにて、このフラグを設定・解除できます。
(#15260, jmr in r64517, r64663, r65546, r66037, r66200, r66215)
- macports1.0 ディレクトリは、今後 /Library/Tcl ではなく
${prefix}/share/macports/Tcl にインストールされるようになります。もし以前の
場所に何もインストールされていなければシンボリックリンクが作られますので、
引き続き tclsh 上で 'package require macports' が使えます。
(#12943, jmr in r65055)
- Xcode が古くて問題を起こす場合、または Xcode が古すぎる場合に、各々
警告とエラーメッセージを表示します。(#12794, jmr in r66771)
- 幾分古くなった sqlite3 のコピーをソースツリーから削除しました。
configure にて sqlite3 ディレクトリを設定可能にし、非 darwin プラットフォームの
ためのデフォルト設定を追加しました。(#12231, jmr in r64358/r64363)
- 新しい 'archivefetch' ターゲットが新設されています。これはアーカイブモードが
有効になっている場合に unarchive 前に実行され、サーバからアーカイブを
ダウンロードしようとします。ダウンロード元となるサイト (fetch で使われる
ミラーサイトのように、ports ツリーが保存されます) は現在未登録ですが、
環境変数 ARCHIVE_SITE_LOCAL で設定することが可能です。アーカイブの完全性
チェックに関しては、まだ実装されていない点に注意してください。
(#8571, jmr in r64816)
- 否定形式の variant の情報をレジストリに記録するようにしました。これにより
default_variants または variants.conf の設定によって非選択の状態にある
variant が、アップグレード時に再度アクティベートされてしまうという問題を
解決します。(#2377, jmr in r64533)
- activate, deactivate 及び uninstall ターゲットにおける pre- と post-
プロシージャのサポートを追加しました。この機能を使うためには、
portdbformat sqlite の設定を必要とします。pre- と post-activate については、
以前にも限定的なサポートがおこなわれていましたが、それは inactive 状態の
port をアクティベートする際にではなく、port をインストールする時点で実行
されるだけのものでした。(#1068, #4228, #18273; jmr in r64638/r64639)
- sqlite ベースの registry2.0 コードが統合されました。macports.conf 中の
portdbformat 変数を 'sqlite' に設定することで有効になります。既存のフラットな
レシートは、充分な権限下にて初回 port(1) が実行された際に変換されます。
オリジナルのコードは sfiera によるもので、r63398 以降 jmr によって修正・統合
されました。#13054 (dependencies from old port versions stick around across
upgrades) や #14123 (files whose paths differ only in case are left behind
when uninstalling) といった、古いフォーマットで悩まされていた問題の多くは、
新しいフォーマットでは発生しません。
- アーカイブ中の +CONTENTS ファイルのファイルリストを修正しました。(#21864, jmr in r59882)
- Linux 上で MacPorts をビルドする際に発生するという幾つかの問題を修正しました。
(#22716)
- port をアップグレードする際に依存関係を辿るとき、その依存関係が一つ以上の
port により満たされ、かつ、その依存関係を満たす ports のうち一つ以上が
インストールされている場合、これまでは depspec に挙げられた port 自体が
選択されていましたが、今後は常にアクティブな状態の port が使われます。
(#23921, jmr in r60883)
- $worksrcdir 中に空白が含まれていたとしても、ディスクイメージからの展開
("use_dmg yes") は、もう失敗しません。(#23456, raimue in r67089)
- ビルドの際に使用する Mac OS X SDK を指定する configure.sdkroot オプションを
追加しました。macosx_deployment_target が現在使用中の OS バージョンでない場合、
または universal variant が設定され、現在使用中のプラットフォームが PowerPC Tiger
である場合を除いて、デフォルトでは空です。現在、macports.conf 中で
macosx_deployment_target をグローバルに設定することも可能ですが、これは
サポートの範疇外となります。(#19875, jmr in r66924)
- 指定したディレクトリに後続する部分のみを返す "fs-traverse -tails" を追加しました。
(#21873, raimue in r65785)
- configure.compiler にて gcc45 port を利用可能にしました。(ryandesign in r62223)
- svn checkout では以後 operative リビジョンではなく、peg リビジョンを使用します。
これによりレポジトリが再組織化されても動作が可能です。(#20777, ryandesign in r60573)
- ターゲットが失敗した場合、ログファイルの位置を表示します。(jmr in r60769)
- OpenSSL libcrypto の代わりに CommonCrypto/CommonDigest を使います。
(toby in r58131, jberry in r59715)
- MD5, SHA1 及び RIPEMD160 に加え、SHA256 チェックサムを追加しました。
(afb in r57888, r57913)
- GNU make のための "build.type gnu" と似た、GNU patch のための新しい
"patch.type gnu" を追加しました。BSD patch か BSD make かの違いでしかありません。
(afb in r58020)
- FreeBSD パッケージを更新しました。(ObjC/Foundation は現在オプション扱いです。)
(afb in r57889)
- build.jobs=1 の際には "make -j1" を使わず、代わりに "make" を使います。
(afb in r57998)
- xz フォーマットの配布ファイルを使えるように、新しい "use_xz yes" port オプションを
追加しました。
(afb in r57827)
- アーカイブモードでは以後 os.arch ではなくアーカイブ名の build_arch を使います。
(snc in r58977)
- 新しい log コマンドを追加し、port 実行後に簡単に扱えるよう、デバッグ出力を
保存するようにしました。(GSoC 2009 logging project by enl, merged in r60372)
- 幾つかの build_arch フラグは以後 LDFLAGS にも現れるようになります。これにより、
幾つかの port で異なるアーキテクチャ向けのビルドの際に失敗してしまう問題が
修正されます。(jeremyhu in r60662, jmr in r60680)
- 'merge' プロシージャに空白を伴うパス名を与えた場合の問題、及び Snow Leopard 上で
シンボリックリンクを与えた場合の問題の問題を修正しました。'merge' が正しく
呼び出されなかった場合のエラーメッセージを追加しました。
(#21852, ryandesign in r58776, r58777, r58778)